ウィリアムズ%R  ウィリアムズのパーセント・アール Williams%R

■ 考案者:ラリー・ウィリアムズ氏(Larry Williams)が1973年に発表
■ 考え方:現在の相場水準が、一定期間の変動幅(Range)の中で、どの程度の強さ・弱さ(売られ過ぎ・買われ過ぎ)なのかを見極めます⇒ 高値からの相対的な位置
※ 安値からの相対的な位置は、「ストキャスティック」になります。
・山道を上ったり下ったりしているとイメージして下さい。
過去1時間で、高い所が200メートル、低い所が100メートルだったとします。
現在、170メートル地点にいるとすれば、上り下りの100メートル(200-100)の中で、30メール(200-170)ですから、30÷100=30%、真ん中(50%)よりは上にいることになります。
相場で言えば、上の方にいるわけですから、買われていることになります。

■ 計算式

■ 取引ルール 【買いシグナル】
@「%R」が上限ライン(90%〜100%)に到達した場合、相場が底を打った可能性が高まり、50%を割り込んだ場合、買い
☆ラリー・ウィリアムズ(Larry Williams)の推奨
100%に到達後、5日間待ち、95%以下に下落した後、買う
A強気の乖離(ブリッシュ・ダイバージェンス)
下落トレンドで、最初の安値で「%R」が上限ラインより上に上昇(売られ過ぎ)し、次の安値で上限ラインを超えられなかった場合、上昇トレンドの可能性が高まります。
Bフェイラー・スウィングズ(failure swings)
「%R」が上限ラインに到達することなく反落した場合、買い方が優勢となり、上昇トレンドの可能性が高まります。
【売りシグナル】
@「%R」が下限ライン(10%〜0%)に到達した場合、相場が天井を打った可能性が高まり、 50%を上回った場合、売り
A弱気の乖離(ベアリッシュ・ダイバージェンス)
上昇トレンドで、最初の高値で「%R」が下限ラインより下に下落(買われ過ぎ)し、次の高値で下限ラインを超えられなかった場合、下落トレンドの可能性が高まります。
Bフェイラー・スウィングズ(failure swings)
「%R」が下限ラインに到達することなく反発した場合、売り方が優勢となり、下落トレンドの可能性が高まります。

■ 長所と短所
ウィリアムズ%Rは、レンジ相場で有効ですが、トレンド相場では有効ではありません。


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