初心者入門
F外国為替の取引というと難しいもののように感じてしまうかもしれません。しかし、実際にはFXの仕組みはとても簡単なのです。だれもが参加できるとても身近な投資となっています。簡単に言えば安いものを買って高く売ることを繰り返していくだけのものです。では、実際の取引がどのようなものか考えてみましょう。今日1米ドル100円で買ったとします。つまり、今1米ドルが手元にあるわけです。翌日、1米ドルが105円になったときに、その1米ドルを売れば、手元には105円入るわけですね。つまり、もともとの100円が105円になるわけです。このような取引を行うことがFXの基本です。
レバレッジを上手に使うことがFXで成功するポイントになることは間違いありません。しかし、このレバレッジの使用方法や設定方法はFX業者によって異なりますので、FX業者を選ぶときには慎重に選ぶ必要があるでしょう。
その取引が瞬時にできるのがFX口座と言うわけです。FX口座は証券会社などが開設しているものですが、それは銀行の口座のように実際にお金を預けているようなものです。ですから、何もしない限りお金は減りも増えもしません。もし、そのFX口座にお金を入れておけば、すぐにその口座で取引できるいろいろな海外通貨を買ったり、売ったりできるようになっているのです。
業者によって若干違いますが、流れは下の図のような感じです。STEP2,3が同時の業者も多いです。
家にいてもこんな簡単に投資ができるのは本当にすごいことです。インターネット環境さえあれば、すぐにFX口座を開設することは可能なのです。口座の開設もほとんどの場合無料ですし、管理費用などもまずかかりません。
普通に外国為替を売ったり買ったりすることであれば、ただの両替や外貨預金とあまり変わりはありませんね。FXが人気なのは、レバレッジを使った証拠金取引ができることなのです。たとえば、1万円を持っていて、1米ドルが100円である場合、購入できるドルは100ドルとなりますよね。しかし、FXではその1万円を証拠金としてさらに何倍もの額の取引ができるのです。例えば、レバレッジを20倍に設定すれば、1万円しか持っていないのに、20万円分(先ほどの例で言えば、2000ドル)もの取引ができるのです。レバレッジが200倍なら2万ドルの取引ができるということですね。
レバレッジが無ければ、資本の少ない一般市民にとってはFXには魅力は余りありません。たとえば、1万円しかない状態で、レバレッジを仮に200倍にして取引をした場合、1米ドルが100円としたなら2万ドルを買うことができますね。その翌日に、1米ドルが101円になったとしましょう。そのときに2万ドルを売るとどうなるでしょうか?1ドル当たり1円の利益になるので、2万ドルなら2万円の利益が生じるわけです。そんなことが可能になるのがこのレバレッジなのですね。もちろん、このレバレッジの使い方にはリスクもありますから、その点はしっかりと確認してから使うようにしましょう。